Step3 うまくしゃべらせるコツ!
HVは音源システムを利用した音声合成方式。専用の音声合成技術と違い、明瞭度は必ずしも良好とは言えませんが、自由にイントネーションを操ることができることから「音、しゃべり、歌」などの表現において無限の可能性を秘めています。
HVは、その発音のクセを知ることで、よりクオリティの高いコンテンツを作ることが可能になります。このページでは、そのノウハウのいくつかをご紹介しましょう。
はじめの文字
人間らしい表現にしたい場合ははじめの文字を揺らそう!
一般的には少しピッチを動かそう。
「^2」「$2」辺りで上げるか下げるか。
いかがですか?
ピッチ変化はなめらかに
ピッチ変化の記号には
上昇用:「'」(すぐに上昇)と「^」(発音中に徐々に上昇)
下降用:「_」(すぐに下降)と「$」( 〃 徐々に下降)
がある。人の声はそんなにカクカクとピッチ変化しないので、一般的には「^」「$」を使ってみてください。
反対に「'」「_」を使うとロボット的・機械的な表現が可能。また、文字によっては「^」よりも「'」の方が聞こえやすい場合もあるので、聞き取りにくいと感じたときは、記号を変えてみてください。
ぼやけやすい文字 その1
「か」行、「た」行、「ぱ」行
これらは聞き取りにくい文字の代表。
そんな時には「S70 (スペース)Sxx」を使おう。
★この手法は、なかなかの効き目!
Sxx:スペースの後は元のスピードに戻すのを忘れずに。
ぼやけやすい文字 その2
「ご」
HVはどちらかというと、低めのピッチの方が聞き取りやすいようです。
また、冒頭の「ご」などぼやけやすい文字を聞き取りやすくするには?
小さく短く「ん」を入れてみてください。
ex) 「ゴール」のHV-Script長いHV-Scriptを書きたい
HV-Scriptには、文節区切りなしで連続100Byteまで、という制限があります。
句読点「。」「、」等や「*」「?」まで含めたデータサイズの上限が100Byteなのです。
そこで登場「S70,Sxx...」
読点(「,」または「、」)は、1文字分の空白を作るので、S70 使ってその1文字分の空白を最短に。これで100Byte制限をクリアし続いてSxxでもとの速さに戻すのです。読点ではピッチ変化や音量変化(<,>)の設定も初期化されるので、少しだけ注意は必要。
読点のあとの文字を「ぼけやすい文字 その1」で紹介した「か」行他にうまく合わせられれば、一石二鳥です。
ex) HV#J...........えっちぶいすS70,S50くりぷと....
声を変えてみたい
「K」声質を変えます。0-15の16種類。
| K0:おとこのひと | K1:おんなのひと | K2:おにいさん | K3:おねえさん |
| K4:おとこのこ | K5:おんなのこ | K6:ラジオDJ(男) | K7:ラジオDJ(女) |
| K8:はーどぼいるど | K9:魔女 | K10:鼻づまり | K11:舌たらず |
| K12:水の中 | K13:宇宙人 | K14:ロボット | K15:シンセ音 |
ex)HV#JK11した^た$ら$ず$の^2こ$2え~ K2お^2に$い$さ$ん^の^2こ$2え~.
いろいろな声!
すぐできる『ロボットボイス』
HVのイントネーションは難しい、奥が深いですね。
でもロボットボイス、これならイケる!!
ひらがなだけでOK。
音色番号をロボットに K14
この音色(声色)は、ピッチ情報も無視して常に一定の高さを保ちます。
低い声もロボット向き K8
この音色は低い男性の声、これもいい感じです。
エコー効果を付けてみよう!
小さな音で追っかけます。
「Vx」や「>x」を付けて前のしゃべりを繰り返し。
ex) HV#Jやっ_5ほー'5V2やっ_5ほー'5V1やっ_5ほー.HV-Script 最後の文字だけでも、結構いい感じ。
ex) HV#Jよ^3ろしくV2くV1く>10く.